苦しみを避けてきた私が、瞑想で気づいたこと

私はこれまで、欲しいものを手に入れることに強くこだわって生きてきました。

子どもの頃、おもちゃ売り場で泣き続けたことがあります。
クリスマスも、思い通りではないプレゼントに一日中怒っていました。

大人になっても、その延長のままでした。
自分の思いを優先して、知らないうちに人を傷つけていたと思います。

ヨガを始めたのも、気持ちいい感覚が好きだったからかもしれません。
苦しい現実から、少しでも離れていたかったのかもしれません。

今、毎日、朝と夜に1時間ずつ瞑想をしています。

1時間座って目を閉じ、足を組み替えずにいると、やがて足がしびれてきます。
最初はしびれが不快で、すぐに足を組み替えていました。
身体が不自由になることが、こんなにも怖いのかと気づきました。

ある日、しびれに向き合おうと思い、座りました。
しびれがやってきて、その感覚をただ受け取るように座り続けました。

これまでの私は「心地良いもの」ばかり求めていたけど、今は自分の中にある「痛み」に逃げないでみよう。

すると、過去の心の痛みが、1つひとつ思い出されては消えていきました。

両親の離婚の傷

与えるばかりで苦しんでいた恋愛

妹に強く言ってしまった言葉

身体の痛みを感じることが心の奥の痛みの発見につながるなんて思いもしませんでした。

だたし、しびれは、ただの感覚でした。
ずっと同じではいられません。
少しずつ変わり、やがて薄れていきます。

その変化を、ただ観ている時間がありました。
すべては「無常」です。

瞑想がどれだけ私の心の物差しを広げてくれるのだろうか。
計り知れません。

これからは、苦しみも喜びも、同じくらい大事に受け取って、そして手放して生きていこうと思います。

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